英国車のスタートはミニだった。

おはようございます。突発的にあの匂いが必要となる。ランドローバー歴はまだ30年は経っていない。しかしクラシックミニは25歳から乗り始め30年は所有した。体が突発的にクラシックミニを欲しがる。そんな時は岐阜の先生の病院に行きクラシックミニのキーを借りる。エンジンを始動し車内に籠る。目を閉じると私だけの世界に浸れるのだ。

エンジン音と室内に漂う香り。私が好きな香りはシートにヤシを使っていた当時のミニ。時代的には1970年代以前のミニとなる。私の頭の中はクラシックミニとミニは別物なのだ。今のミニはBMWミニ。インジェクションになってからのミニはクラシックミニ。それ以前のキャブのミニはミニなのだ。そんなウンチクはどうでもいい。キャブだろうがインジェクションだろうが、一般道路の左車線を全開で走りたい。まだ私の体にはミニの大きさが染み込んでいる。左車線にクルマが停車していても、瞬時に通過出来るかの判断に狂いは無い。しかし5年10年とミニを所有しなければ、私の体からミニの大きさは消えていくのだろう。あ〜運転がしたい。伊達の実家の押入れには、ミニ専用のシューズが箱に入って休眠中。東京に持ち帰るかな。そんな寂しいお話でした。