寒さには耐えれ無かった。

寒さに耐える生活に限界が訪れる。思い悩み南側のベランダで日向ぼっこ。束の間の太陽の暖かさにホッコリ。しかし季節は冬なのだ冷静に考えると外気温度は低い。それだけ北側の部屋は寒い。外気温度より体感温度は低いのだ。寝袋に入り込み芋虫状態にも限界。年末年始は普通の温度でDVD鑑賞をしたい。私は突然意を決した。目指すはホームセンター。大混雑は予想している。でも寒過ぎで〜す。ホームセンターで駐車するのに初めて並んだ。なんでこんな年末に人が押し寄せるのか。そうか私も来ている。皆さん寒くてストーブを買いに来ているのか。そんな事は無いな。欲しいストーブは灯油ストーブ。できれば世界のトヨトミ。そして最小タイプ。電気ストーブはブレーカーが落ちる。アマゾンで購入して年末年始を凍えて待つのは嫌だ。その場で買って持ち帰る。これが本来の姿だ。寒さに勝つために私は大混雑のホームセンターに突入したのだ。

結果としてトヨトミは無かった。しかし小ぶりの灯油ストーブが激安価格で販売。乾電池2個とタンクとホースも購入。灯油はガソリンスタンドで購入。自宅に戻ると嫁が灯油は危ないと激怒。一悶着有ったが私は譲ら無い。灯油ストーブに対する偏見だと言い返す。理屈になって無い。給油中に玄関にこぼす。嫁が臭いと大騒ぎ。だから灯油ストーブは嫌なのよ。窓を全開にし寒風が部屋を通り過ぎる。狭い荷物部屋にストーブを持ち込み準備万端。しかし着火しない。説明書を読むと灯油を入れて20分待ちましょう。深夜私はストーブの前で夢心地。暖いし温かい。寝袋を袋に押し込む。これで年末年始は完璧だ。