安くて程度の良い中古車は無い。

中古車の評価は難しい。しかし私は良い素材はいいと書く。でも悪い素材は悪いと書かずに具体的に触れない。本当は悪いと書くべきなのだがまだ書けない。書く事が正しいのは理解しているが大人の対応をしてしまう。理想は広告無しのLRL誌だが発行が自力では不可能なのだ。ただ新車ばかり紹介してもつまらない。色々なレベルのクルマを比較するから面白いし参考になる。特に興味が有るのが中古車。使えるクルマは乗り続けたいと考える。中古車は整備次第で良くも悪くもなる。愛情が注がれたクルマは輝く。しかしその逆は悲惨な状態となる。クルマは現車を観て触れて感じて欲しい。真逆の買い方も最近は多くなっているようだが、ならば文句は言わない事だ。言う責任は無いと考える。何が正しくて何が間違っているのか。なかなか判断は難しい。判断が出来ない場合は中古車を買わないか新車を買うかだ。予算の関係で新車が買えなければ、解っている人に聞くか信頼出来るショップか見極める事だ。それも無理なら最後に私に聞いて欲しい。答えられる範囲でお答えしよう。いやそれではLRL誌が売れないのでLRL誌を買って読むことだ。

売る側は自信が有ると色々と観せてくれる。自信が無いと言わないと観せない。最近は仕上げる前のクルマは観て契約。これは素人との判断が難しい。何を整備したのか解らない。信頼関係しか頼る術が無い。専門店の看板を出していてもそれぞれのレベルが違う。仕上がった中古車は数が少ない。迷って判断が出来無い場合は、多少高くても仕上がった現車を買うことだ。そして試乗し納得して買うことだ。安い買い物では無い。買うときは一生乗り続けると思い踏み切る。安くて程度の良いクルマは存在しない。高くて程度の良いクルマは有る。そして高くて程度の悪いクルマが有る事も忘れるな。