大きな羊蹄山が観たくて真狩村へ。

突然チャイムが鳴る。郵便局員が名刺を差し出す。勝手に敷地に入ってクルマを観ては失礼かと思いと語り出す。クルマ好きのようだ。クラシックが素敵なデザインだと熱い語り。最後に私が乗りたいクルマに乗らないと一生後悔しますよと伝えた。人それぞれに運命との出会いとなるクルマが有る。彼が一歩踏み出すかは解らない。でも後悔する人生だけは過ごして欲しくないな。予約をしていた散髪に真狩村のlifeに行ってきた。lifeに行くときは雪秩父にも行く。原稿書きをしていたので久振り感がある。羊蹄山が大きく観え始める気持ちが高揚する。伊達から真狩村に行くコースを走り始めるとなぜか嬉しい。道順は完全に頭に入る。行くと言うより帰る感じなのだ。でも一生住むことは無い。たまに行くから好きなんだと認識している。

雪秩父に行くと必ず同じ場所にクルマを置く。まだ雪はあるがどんどん溶けている。景観が変わる。ここに道があったんだとか。完全に雪が無くなるのはいつなのか。雪秩父に来る人は露天風呂が目的。しかし私は露天風呂には行かない。人が居ない内風呂に浸かるのが好きなのだ。温泉の成分が体に染み込む時間を楽しむのだ。

そして真狩村から観える羊蹄山を眺める。この日も山頂に雲は無い。肉眼で観ると羊蹄山はもっと大きい。真狩村から観る羊蹄山は本当に大きく雄大なのだ。夏場は羊蹄山に登る登山者で大賑わい。しかし私は登山には興味が無い。真狩村から観る羊蹄山に拘りたい。真狩村に通い続けます。