コノリーレザーを大切に。

クラシックレンジローバー前期モデルのシートに使われていたコノリーレザー。リアシートの傷みはさほど確認できないが、運転席の傷みは各車確認出来る。リペアという方法も有るが日頃からのメンテナンスを心掛けよう。コノリーレザーのコノリーとはブランド名。コノリー社が扱っていたレザーだからコノリーレザー。エルメス社のエルメスレザーと認識は同じだ。しかしコノリー社は今や存在しない。クラシックレンジローバー発売当時のレザーと、身売りした当時のコノリー社ではレザーの風合いが全く違う。10年位前にコノリーレザーを再現しようと考えレザー屋さんと色々と取り組んだが無理だった。コピーは所詮コピーなのだ。

クラシックレンジローバーのシートレザーは全て一緒と考えてはダメ。後期モデルから大幅なコストダウン。前期モデルは写真のようなオプションも存在した。ピクニックテーブルに保冷庫。保冷庫なのだ。冷蔵庫では無く保冷庫とは時代を感じさせる。バンプラは運転するクルマでは無く、オーナーがリアシートで寛ぐクルマ。運転手は白手袋着用をお忘れ無く。だから私はバンプラは所有しない。自分で運転したいのでね。ランドローバー社が新型モデルを発表。レンジローバーは永遠にモデルは1つだと考える。各時代毎に発表され進化をして来た。消費者を惑わす新型モデル発表を繰り返すと、本来のランドローバーファンは落胆するのでは。ビジネスだと言われてしまうと返す言葉が見つからない。消費者は乗りたいクルマに乗り続ける。ただそれだけなのだから。