鰻の美味さに驚く瞬間。

サンカーズの橋口くんのお客様にたまに会う。先日話した大先輩だ。69歳で現役バリバリ。60歳はまだまだ若いと言われた方だ。短い時間での会話だが刺激になる。60歳を過ぎると仕事から離れる人と、仕事を続ける人に二分され始める。確かに働かなくて生活出来れば楽しそうだが、毎日が日曜日だと何時か時間を持て余す日が訪れる。私は徐々に仕事量を減らすかと考えていたが、大先輩と話す機会が増え考え方が変わり始めた。体を動くように維持し死ぬ前日まで働く。それが人間としての使命なのではないか。まだまだ何かを企画しプロデュースする。たかだか60歳なのだ。まだまだ小僧なのだ。パシリで動かなきゃと。大先輩に会うのは必ず昼過ぎ。必ず地元名産の鰻をご馳走してくれるのだ。大先輩が認めている鰻屋は3店。どの店も売り切れ御免の商売だ。この日も2店目で席に座れた。

歴史を感じさせる老舗である。

2時過ぎの平日なのに店内は混んでいる。

直焼きが地元の食べ方。関東とは違う。道産子の私は鰻が無くても生きていけるが大先輩が勧める鰻は美味い。小僧よ鰻を食べて頑張れと言われているようで残さず食べる。まるで高校生のような勢いで食す。大先輩との出会いを作ってくれた橋口くんには感謝している。皆さんも鰻の写真を眺めて暑い夏を頑張りましょう。写真じゃ無理だ食べたい。では各自で鰻を食べましょう。