手間と労力は裏切らない。

人間重い荷物を背負っていると、年齢と共に腰に負担が蓄積する。右足が痺れ右側の腰の調子が悪い。リュックを背負うと重いと実感する。しかし減らす荷物が見当たらない。クルマが無いと公共交通機関を利用。電車利用は嫌いでは無いが荷物の重さが段々と辛くなってきた。北海道と東京にクルマが必要なのかと色々と模索が続く。クルマをフェリーで毎回運ぶと、数年でランドローバーが買えるし。東京自宅の敷地に停めることを考えるとクラシックミニが限界だし。ランドローバーで全長が短いクルマはディフェンダー90。しかしどう考えても敷地からお尻が飛び出す。建物を庭側に押したくなる。さて昨日から中部取材旅に来ている。梅雨の合間なのに雨は降っていない。神様に感謝するしかない。ディフェンダー新車販売が減速しているようだ。この二年間が異常だと私は考えていた。確かに新車販売は楽だ。手間が掛かる中古車販売の労力は大変だ。しかし手間も労力も掛けることなく中古車を販売する店も数多く存在するのも事実なのだ。これは購入者がチェックする意外に術は無い。私が定期的に紹介するランドローバー専門店での購入が間違い無いと言うことだ。

手間と労力は裏切らない。解る人には解る。ランドローバーを購入したい人は大勢居る。ランドローバーを乗り続けたい人も大勢居る。次号の特集はディフェンダー300Tdi中古車購入を考える。安くて程度の良いクルマは無い。

中古車の選びのポイントに300Tdi・Td5・TDCiに大きな違いは無いと考える。まっTDCiのコンピュータ制御は別次元ですが。理想は試乗での確認です。しかし状況で確認が難しいことも理解はしている。このクルマのように仕上がり試乗が可能なのが理想かな。

このクルマはクリーブランドが仕上げた300Tdi。詳細は次号で紹介します。300Tdiが最高とは言わない。それぞれ自分の好みで選択してほしい。ただ時代は買い替えから乗り続ける時代に移行している。特にランドローバーをチョイスする人は、気に入れば使い続けたいと考える人が多い。ランドローバー専門店は新車を売る時代から整備重視に切り替えが必要と考える。そして我々ユーザーはランドローバー専門店の技量を見抜く情報が不可欠となるのだ。