日本を走ろう北海道編オマケ2

北海道の美味しい鮮魚を食べまくり、そう考えている方が多いと考える。しかし北海道の太平洋側は魚が不漁です。先生が北海道に来たかった目的は、極上の身が厚く脂が多いホッケの開きを食べたい。そんな理由も有って羅臼を選んだ。羅臼は北海道で一番ホッケが美味い。しかし羅臼で食べたホッケは身が薄く脂が少なかった。先生は文句も言わず大人の対応。美味い。そんな訳がない。見れば誰でも解るスーパーに並ぶホッケなのだ。メニューを頼んでも品切ればかり。私は困ってしまった。しかし現実を受け止めるしかない。マスターが椅子に座り一服しながら魚が少なくてね。バカやろう。努力せい。探して鮮魚を揃えろよ。洞爺湖駅近くのコープに入っている魚屋のお母さんの一言が忘れられない。なんでココは魚が多いのですか。うちは努力して魚を集めているからね。神の言葉である。魚が無ければ探して集める。これがプロなのだ。羅臼のオヤジよこの言葉を顔面で受け止めろ。鮮魚専門店が肉ばかり焼いていいのかよ。全国から鮮魚を食べたくて憧れの地羅臼来る人も居るんだよ。思い出すだけで腹がたつ。唯一感動した食べ物に出会ったので紹介しよう。

ホッケは白身。訳の解らない深海魚の白身ではない。小ぶりのホッケでもフライにすれば脂分が加わり美味いのだ。考えましたね。これは一部の人には受ける。決して大手ハンバーガー店では扱わない。出来ればセイコーマートで扱って欲しい。願望ですが。

期待を裏切らず美味かった。オメデトウ羅臼のホッケフライバーガー。羅臼に来て良かったよ。貴方に出会えて私は幸せです。先生も一口食べて美味い。良かった良かった。羅臼に来て良かった。違うだろう〜。美味しい刺身とホッケの開きを食べに8時間走って来たんだ〜。そんな羅臼でありました。残念。